私の行っている教会の60周年記念誌に証を募集している。
夫婦でそれぞれのキリストを信じた時のことを書くことにした。
我々の余命も20年以下であろう。子供孫に書き残したいと思った。
高校1年生の夏休みに初めて教会へ行った。丸の内の有楽町駅の近くに教会があった。牧師の話が面白くて、通った。月島西仲通りの村崎さんのおじさんが家にときどき寄って「教会はいいよ」と言って誘ってくれた。村崎さんの娘さん夫妻と一緒に行った。母は私が教会へ行くのをとても喜んでくれた。
教会に行くようになってから、自分の将来の夢をはっきり持てるようになった。その年の11月の伝道会でキリストを信じる決心をした。伝道会の1日目は安江時彦先生から信仰の説明を受け一緒に祈って信じた。2日目は蔦田公義先生と一緒に祈って信じる確認をした。
その年のクリスマスに洗礼を受けた。母が喜んでくれた。
洗礼を受けてとても嬉しかった。
その時から60年たつが、就職に、転職に、結婚に、仕事に、折々にイエス様の導きを感じながらこの道一筋に歩めたことを感謝している。
