2010年11月19日
今日の人工知能論の講義はFrameのところである。使用教科書は
「新谷著 Javaによる知能プログラミング入門」
Frameプロジェクトはクラスが10個でてくるので、説明に苦労する。
教科書にある行番号付きプログラムリストを学生に渡して細かく説明する。
その後で小テストを行う方式で講義をしている。
AIFameSystemのメソッドから、AIFameのメソッドへ、さらにAISlotのメソッドへと
たどるので、自分で図を作り、学生に説明する。学生もプログラムをたどるのになれ
てないせいか、大変なようだ。
就職難の時代に入り、このように難解な講義をしても受講する学生が減らないのは
不思議である。数年前ならこのような講義をすると学生が非常に少なくなったのだが。
時代を反映しているのであろう。こちらも粘り強く教えている。
JAVAはオブジェクト指向で、あるていどクラス名、メソッド名でそれらがどのようなも
のかを想像しながらプログラムを読む。普段JAVAプログラムに親しみ、既存のクラスの
使用法になれておくことも大切である。学生もそのような作業になれるとよいがと
思っていいる。