エバのホローコースト3 放送より引用
1933年ヒトラー政権
エバ11歳 オランダアムステルダムに亡命
アンネと知り合いになる
ある日アンネから自己紹介してきました
私が新顔で同い年と気づいたようです
「私はアンネフランク、ドイツから来たの」と話しかけてきました
礼儀正しく育ちの良い子供でした
私たちは友達になりました
でも 親友ではありませんでした
なぜなら私はお転婆だったけど
アンネは女の子らしく服装も髪型もあか抜けていました
11,12歳なのに男の子に興味を持っていました
私が「兄がいる」というと会いたがりました
ただ兄は妹と同い年の子には興味がなかったようです
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数か月後ナチスドイツがオランダを占領
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エバ15歳でナチスに逮捕
1945年5月
ポーランド南部 強制絶滅収容所 アウシュビッツ
第2収容所 ビルケナウエ
アウシュビッツが絶滅収容所だと知っていました
「生きて出られない場所」ということです
1バラックに400人、1日パン1、スープ 死の選別
なかには絶望して自ら命を捨ててしまう人もいました
自殺したのです
けれども収容所にはナイフもハサミも紐もありません
唯一の方法は激しい電流が流れる鉄条網に身を投げることでした
そのような光景を目の当たりにしました
身を投げた人は高圧電流のため身動きが取れなくなり
生きたまま焼け焦げていきました
こんな苦しい死に方を自ら選ぶ状況を想像できますか
「これ以上こんな人生を生きたくない」と必死だったのです