https://www.kango-roo.com/sn/a/view/1883より引用
糖尿病を持たない高血圧症患者2000人以上を対象に、
朝に薬を飲むグループと寝る前に薬を飲むグループに分け、
6年間追跡調査した研究で、以下の検証結果が発表されました。
・脳卒中・心筋梗塞や腎硬化症などの合併症を起こしやすい
non-dipper型高血圧症(夜間の血圧が下がらない高血圧)
の発症率が、朝に薬を飲むグループが52%だったのに対し、
寝る前に薬を飲むグループは32%に抑えられた。
・血圧の薬を寝る前に飲んだグループは朝に薬を飲んだ
グループに比べて、糖尿病併発のリスクが57%軽減した。
研究者たちは、
「夜の間に何かが起こっている。高血圧の薬を寝る前に
飲むことは、睡眠時の血圧コントロールの改善や新たに
糖尿病を併発するリスクを軽減することは明らかであり、
血圧治療の理想的な時間帯は夜である」
と結論付けています。
血圧の薬のタイミングがなぜ糖尿病併発に影響する
のでしょうか?そのメカニズムには、
ある「ホルモン」が関与しているようです。